
・グラフィックボードの種類
・会社によっての違い
・オススメグラフィックボード紹介
グラフィックボードとは
あまりパソコンに詳しく無い方は、グラフィックボードがどんな物なのか分からない人もいると思います。
グラフィックボード(GPU)とは、画像・映像・グラフィックの処理に特価された演算装置(プロセッサ)です。
ネットサーフィンやプログラミング、簡単な動画編集・画像編集にはグラフィックボードは使用せずに、CPUのグラフィックの処理機能で十分です。
ですが、3Dグラフィックのオンラインゲームや本格的な動画編集を快適に行うにはグラフィックボードが必要です。
なので今回はそのオンラインゲームや本格的な動画編集を行う人に向けた記事ですね。
↓グラフィックボードが必要な人の例
・4Kディスプレイに出力したり、トリプルモニターにする方
・かなり重い負荷のかかる動画編集も快適にしたい方
CPUとGPUの違いって何?
GPUと言うのは先程説明したように、パソコンの3Dグラフィックスなどの画像・映像の処理専門の物です。
一方CPUは中央処理装置とも呼ばれ、パソコン自体のプログラムやシステムやマウス・キーボード・OS・メモリなどの様々な処理を行い、情報をまとめることができるパソコンの司令官(人間で例えると脳の部分)の役割を果たしています。
また、処理する際の計算方法やコア(プロセッサの中心)の数も違います。
CPUは連続的な処理をしているのに対し、GPUは並列的な処理をしている。
コア数は、CPUのほとんどはコア数:2(デュアルコア)やコア数:4(クアッドコア)などの多くても16コアくらい。
一方GPUのコア数は数千個。画像描写の処理計算速度はCPUの100倍以上あります。

グラフィックボードの種類
主にグラフィックボードは、NVIDIA社のRadeonとAMD社GeForceのグラフィックボードの2つの会社が圧倒的にシェアされてます。
その2つの会社の中でも、AMDのGeForceにはRTXとGTXがあります。
グラボではGTX1660tiやRTX2070super、RX5600XTなど機種だけでも20種類あります。
GeForceのグラボとRadeonのグラボの比較、そしてどのくらいの性能があるのかの表です。
GeForce | Radeon | 性能 |
RTX 2080ti RTX 2080super RTX 2080 |
2020年8月現在最強グラフィックボード。
4K、ウルトラワイドモニターでも快適にプレイ可能 |
|
RTX 2070super | RX 5700XT | 2Kの画面でも高FPSを出すことができて、高画質でプレイ可能。 |
RTX 2070 | ||
RTX 2060super | RX 5700 | フルHDで高FPSを出せて、十分快適にプレイ可能。 |
RTX 2060 | RX 5600 | |
GTX 1660ti | RX 590 | フルHDのモニターで60~120FPS(ゲームによって変わる)でプレイ可能で、動画編集の書き出しなどは快適にできる。 |
GTX 1660super | ||
GTX 1660 | RX 580 | |
GTX 1650super | RX 570 | |
GTX 1650 | RX 470 |
この表を見てもらえる通り現環境の最強GPUはGeForceが総なめしていて、Radeonの方はミドルエンドのバリエーションが抱負って感じです。
グラボを販売している会社の違い
グラフィックボードは先程言った「NVIDIA」と「AMD」が作っていると言いました。
しかし大元の会社はその2つですが、売っている会社はいろいろあります。その大元の会社かのグラフィックボードを使っていますが、販売している会社によって価格、デザイン、インターフェイスを変えて販売しているということです。
例えばMSI・ASUS・玄人志向・ASrock・GIGABYTEなど、様々なメーカーがあります。
同じものでもメーカーが違うことによって見方も変わります。
自分が好きなデザインのメーカーにしましょう!
それではこれからこの2つの会社のグラボの違い、それぞれの特徴を説明していきます。
それぞれのグラボの特徴
グラフィックボードと言ったらNVIDIAのGeForceと言うくらい有名で定着している物です。
やはりその圧倒的なシェア率とその裏の信頼性、安定感がありユーザーに支持されています。
またミドルエンドからハイエンドのPCにオススメ、消費電力が低く高品質でバリエーションが豊富。しかし値段が高い。
分野 | AMD Radeon | NVIDIA GeForce |
得意なスペック | ローエンド〜ミドルエンド | ミドルエンド〜ハイエンド |
得意な映像出力 | 高品質な画像、映像処理 | 複雑な3D映像の描写、ゲーム |
コスパ | コスパ最強 | 値段相応の性能 |
消費電力 | 少し高め | やや少ない |
バリエーション | ミドルエンドのグラボはバリエーション豊富。 | エントリーモデルからハイエンドのグラボまであり、豊富 |
この1個前の表で説明して言いましたが、やはりミドルエンドのグラボのバリエーションはRadeonの方が多いですが、全体で見るとGeForceがバリエーションが多いです。
GeForceとRadeonどちらが良いのか
先程にも説明した通り、GeForceにはGeForceの長所がある一方欠点もある。またRadeonにもRadeonの長所もあり、欠点もある。
出力端子をチェック
ディスプレイとつなぐための接続口である出力端子は、どの種類の出力端子がいくつあるか確認が必要です。
使用したいディスプレイに合う端子を搭載しているか、また必要な数の端子数を備えているかをチェックしましょう。
種類は、デジタル出力できる「DVI」や「HDMI」、「DisplayPort」のうちから複数を搭載する物がほとんどです。
将来4Kなどの高解像度ディスプレイの導入を検討している人は、大容量データを転送できる「DisplayPort」搭載モデルが選択肢となるでしょう。
性能別!オススメGPU紹介
まずはある程度快適にオンラインゲームをしたり、本格的な動画編集をストレスフリーでやりたい方にオススメのGPU。
GeForceの中でコスパが最強の1660ti。